2006上木崎のコートハウス

外部環境に開かれた中庭を囲む落着きのある寛ぎ空間
建物の中央に配した中庭により、内部空間は外部空間と連続した開放感があり、自然の風や陽の光などを感じられるプライバシーの保たれた落着きのある寛ぎの居住空間となっている。
さらに、中庭はアプローチを兼ねた前庭と一体となって周辺環境にも開かれたものになっている。
中庭上部はクリスタル色のＦＲＰグレーチングデッキで、２階の各居室からアクセス可能なプライベートデッキである。また、デッキを通した淡いグリーン色の光が中庭を華麗に演出している。

自由度の高いハイブリット構造
開かれた中庭を可能とする為、構造形式は、木造＋鉄筋コンクリート造＋鉄骨造のハイブリット構造を採用した。荷重の流れを適切に把握してバランスの良い耐震的に優れた構造である。